【丸善イベント御礼Book launch event】

丸善名古屋本店さんでのトークイベント、ご来場者のみなさま、関係者のみなさま、どうもありがとうございました。

保育のプロフェッショナル、NPO法人子育て協会会長、山本直美先生をお招きしての、初めての書店さんでのイベント。

わたしは途中、自分で何を言ってるのかよくわからなくなるくらいのあたふたぶりでしたが、山本先生の絶妙なフォローと、ご経験談やジョークを交えた軽快なトークのおかげで、本当に学びの多い、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。どうもありがとうございました。

絵本の読み聞かせでは、来てくれていた赤ちゃんたちが、じっとこちらを見つめてくれ…

(家でも自分から絵本を読んでと持ってきます、といううれしいお言葉をその子のお母さんから頂戴しました)

山本先生からは、

「こどもたちにとって、ふうができる、というのは、成長のうれしい証なんです。最初、赤ちゃんは、吸うことしかできませんから。だからお誕生日ケーキのろうそくも、こどもたちみんなが吹きたがる。そうした発達段階の特徴を、よく抑えてある絵本ですね。」

「それから、絵本と実体験とが連動できるのがいいですね。絵を見て、実際のものに触れて、体験する、というのは、’認知’を促すのにも役立ちます。」

というような、’子どもの発達段階’について熟知された、保育のプロフェッショナルならでは視点からのお言葉を頂戴でき、ちょっとホッとしました(笑)

 

自分自身の備忘録も兼ねて、このblogに先生の言葉で印象に残ったことを書き残しておきます。

子どもに絵本を読むなら0歳からがおすすめ!0歳から読んでいると絵本が好きになる。自分で体を動かせる時期になると、そちらの運動刺激のほうが強く、絵本の刺激もその1つ、程度になってしまうから、性格や特性により、絵本に興味が出るかどうかは分かれてしまう。

’’魔の2歳児”と言われる時期は、子どもからのプレゼント。子どもの発達段階を知ると、大人との信頼関係の土台を築けた成長の証。
(仕事に例えると、信頼している上司だから反論など率直な意見が言える。子どもにとって親は命を預けている存在だから、もっと切実。その親に嫌と言える関係が築けたのはすばらしいこと)

絵本から本好きになるのには段階を踏んだステップが必要(詳しくは下記先生の著書で!)

こどもに最初に絵を描く道具を持たせるなら絵筆がおすすめ。ペンから始めると、子ども自身も緻密な絵を描けることに満足感を覚えてしまい、4、5歳になってから、ダイナミックに大きな絵が描けなくなる。

大人は子どもに ”自分の意見をきちんと言える子に” と求めがちだけれど、気持ちを伝えられない原因の1つに、そもそもの日本語のボキャブラリーが足りていないかもしれない、という視点が必要⇨ 絵本や本は、ボキャブラリーを増やすのにもってこいのアイテム。

 

などなど…

わたし自身は、昔から絵本や本が好きだったので全然意識していなかった点を、子どもの発達段階を踏まえて、わかりやすく解説くださり、

子育てのヒントはもちろん、今後の絵本作りの学びもたくさん得ることができました。

 

山本先生の著書に、絵本を子どもと一緒に読む時のステップが詳しく書かれていますので、ご興味のある方はぜひこちらもご一読を!
子どものココロとアタマを育む毎日7分、絵本レッスン

 

 

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